「パチンコ換金禁止へ法改正」で、カジノ法案の審議入り危うい?
朝の日経を見てみたらこんな記事がありました(゚д゚)ハッ!!
パチンコ換金禁止へ法改正 次世代の党が検討
2014/10/7 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H1X_W4A001C1PP8000/
この記事を見た正直な感想は「あっ…パンドラの箱を開けちゃったね…」というものでした。
駅前に多くのパチンコ屋があって、休日にはWINSに人が集まり、テレビでは競馬が毎週流れていて、宝くじが発売されている日本ですが、賭博は法律で禁止されています。
つまり、カジノ法案を通すためには「現状のパチンコの位置づけをどうにかする必要」があるんです。全く無視してカジノ法案だけを通すことも不可能ではないとは思いますが、現状の流れから見ると・・・それが厳しそうです。
現状は、以下のように公営ギャンブルは、法律で認可されていてかつ各省庁に利権が割り振られています。
公営ギャンブル それぞれの監督官庁
賭博 - Wikipedia競馬:農林水産省
競艇:国土交通省
競輪:経済産業省
オートレース:経済産業省
スポーツ振興くじ:文部科学省
宝くじ:総務省
しかしながらパチンコだけはグレーです。限りなくブラックに近いグレーです。いやむしろグレーに見えるようなブラックです。ちなみにパチンコ利権に絡んでる監督官庁は、警視庁ですね。
つまりここで疑問が出てくるのは、カジノ法案を通すのにパチンコの立ち位置を明確にする必要があるのか?という点です。しかし法律の専門家ではないのでよく分かりません。
というわけでパターン別に分岐してみました
パターン1:パチンコは無視してカジノ法案だけ通す
→通過の可能性は高い
パターン2:パチンコを合法化してカジノ法案を通す
→通過の可能性は半々
パターン3:パチンコを違法化してカジノ法案を通す
→無理(´・ω・`)キリッ
つまり、パチンコについて触れるとカジノ法案の通過がかなり厳しくなると私は考えています(そこには触れずに通過させると思ってました)。個人的には、パチンコに触れずに統合型IR法案を通すかと思っていたらどうも雲行きが変わって来たなと思っています。
特にこの辺の報道から怪しいなぁ…と思いつつ様子見しています。
(最近、カジノ関連銘柄をサイトで連呼しなくなったのは、こういう理由からです)
官房長官 カジノ法案成立に強い期待
10月3日 18時16分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141003/k10015102861000.html
上記の中に、「成立させるべく全力で取り組んでいるということだ」という文言がありますが、裏を返せば通過させるためには全力で取り組まないと「通過しない可能性が有る」事でもあります。
ちらっと下記をチェックしてもカジノ関連銘柄は軟調な展開です。
【株価ランキング】カジノ関連株
http://themekabu.com/archives/45
まとめ
・予断は禁物
・要監視
・要様子見
・ちゃぶ台返しの可能性が有り
・パターン1だったら激熱
(でも、個人的にはパチンコの違法化に賛成)
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