現状の外部環境の認識と日経平均のトレンドについての私見(2015/09/09)

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現状の外部環境の認識

ドイツについて

先日、貿易収支の黒字が過去最高になったと発表。日経の反転はこれがきっかけ。中国の後退でドイツの退潮と言われていたが、それを覆す指標が出たため中国への過度の懸念が後退

ドイツの貿易黒字、7月は過去最高
http://jp.wsj.com/articles/SB10967160243142334065304581220251196667080

 

イギリスについて

良くない。「米国とスイス、中国向けの出荷が落ち込んだことが背景」ともあるので、やっぱり中国は危なそう。

英鉱工業生産:7月は前月比0.4%減、予想外-輸出も不振
2015/09/09
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUEJDR6S972R01.html

日本の景気

内需はよくない。よくなる要素も無い。円安が加速すれば製造業の国内回帰が一定割合で見込めるけど、それはドル円が150円とかの話で規模も限定的。消費税増税や財政再建など基本的に不安要素しかない。企業業績がいいのは、日本の企業のグローバル化が進んでいるためで国内の雇用にはあまり影響していない。追加緩和と円安による企業業績の改善くらいしか期待するものは無い。

というか貿易摩擦の問題があるから、さらに円安に振れたところで製造業の国内回帰は非常に考えにくい。

原油価格など

資源価格はひとまず落ち着いた。今は原油は45ドル付近まで戻す。ただ上値が重い

中国の景気について

減速懸念は以前として存在。株価が上がろうが下がろうか景気が急速に回復しるわけではない。中国に関しては上海の指標が上がったからと言ってクラッシュする懸念が後退するわけではない。

中国首相:下振れ圧力あるものの経済成長は妥当な範囲内
2015/09/09 19:32 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUEMVJ6K50XZ01.html

こんな事言ってるけど、信じてはダメです。

アメリカについて

指標は基本的に好調。色々と懸念材料はあるもののそれが表には出ていない。原油価格が60ドル台を回復しないままさらに半年くらい経過するとやばいと言われている。

日経平均のトレンドについて

再度の日経平均の高値を期待できると考えている。理由は、金余りだから。ちょっとでも安心感が広がると過度に資金が流入してさらなる上を目指す可能性がある。特に足元の業績はいいのだから。そして現在はまだ景気の悪化「懸念」という状態。ただ実際に悪い数字が出てくるか、実際に(悪いかもしれない)数字が発表される前には、さっさと逃げた方がいい。11月の決算前まではクジラさんがどこまで頑張れるかによる。

あくまでも行き場を無くした巨額のリスクマネーが一時的に日経平均に突っ込まれる可能性があると考えているだけで、外部環境が急速に改善すると思っているわけではない。