太陽電池と電気自動車(EV)との関連で注目しておきたい銘柄

なぜ電気自動車(EV)関連として太陽電池に注目するのか

理由1 アウディが電気自動車に太陽電池を実装するから

アウディ、電気自動車に太陽電池を実装へ
2017年09月01日 07時30分 公開
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1709/01/news037.html

9月の始めの記事でアウディが電気自動車(EV)にフレキシブル薄膜太陽電池を実装する方針を発表しました。太陽電池で発電した電力を空調などに利用するようで、EVが本格化すればこの流れは各社に波及する可能性が高いかなと思います。実際に走行中や駐車している間に充電出来るのは大きなメリットかと思います。

理由2 ホンダが太陽光充電システム連携する新型EVを発表したから

ホンダ、太陽光からの充電システムと新型EVを発表
2017/09/14 12:56
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/091409169/?rt=nocnt

これはEVをスマート電力網に組み込む事で、太陽光パネルにより発電された電力を建物に供給したりEVへ充電したりする事が可能になります。当然の流れでしょう。

理由3 国の政策課題として太陽光発電の電力へEVへ供給可能性

再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題について
平成29年5月25日
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/saisei_dounyu/pdf/001_03_00.pdf

今年の5月に出ていた政府資料の中にも「太陽光発電システムとしてEV・PHVや蓄電池等とも連携したエネルギーマネジメントを実現」の記載があり、太陽光発電とEVの連携は国の課題として認識されていると言う事です。

太陽電池と電気自動車との関連でまとめ

①電気自動車に搭載する動きが出ている
②エネルギーマネジメントとEVの連携
③国策

次に考えるのは太陽電池は成長市場なのかどうかです。

太陽電池は成長市場なのか?

先に結論を述べておくとYESです。

アジア太平洋地域 → 急進(原発や石炭火力より割安になった国も)

太陽光発電、アジアで急伸 昨年、欧州抜き世界最大 (1/2ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170830/bsc1708300500003-n1.htm

EU → 輸入規制緩和(発電コストは石炭並みまで低下)

EUが輸入規制緩和、中国製の太陽光パネル
2017/09/20(水)
https://www.nna.jp/news/show/1663999

アメリカ → 2045年までに州内の小売り電力の100%を再生可能エネルギーでまかなうことを義務付ける法案が可決(カリフォルニア州)

米CA州などパリ協定の目標達成へ気候同盟を設立 他国とも連携へ
2017年6月2日(金)16時18分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/ca.php

日本 → (´・ω・`)

つまり、日本以外の各国の状況を見ると発電コストは原発や石炭火力より割安になる国も出てきて急速に普及が進む状況になっているようです。日本はFITみたいなほんとどうしようもない制度のせいで暗澹たる状況ですね。

また上記を見るとアメリカのCA州などは小売電力の100%を再生可能エネルギーに義務付ける法案の可決など、大きな動きがありました。

以上から、太陽電池関連として注目しておきたい銘柄は、エヌ・ピー・シー(6255)ですね。

太陽電池向け装置大手のエヌ・ピー・シーで注目する点

売掛金の回収可能性についての疑念が拭いきれない

これはネガティブ視点です。過去の経緯からどうしても不安になります。「多分大丈夫だろう」という思いもありますし、新日本有限責任監査法人の監査も受けていて、新日本もさすがに見逃しとかは無いと思いたいです。また直近で「利益面の」上方修正を出しているので、売掛金の回収可能性に疑義があるとは思いたくないですが、警戒はするべきかなと思います。

7月に出した修正の売上の期ずれを言葉通りに受け取って良いのか?

これもネガティブ視点です。「大型案件の売上計上時期が来期にずれこむ見込み」とありますが、本当にただの期ずれなのか?実は失注じゃないのか?という疑念が常に付きまといます。それもこれも過去の経緯からです。

NPCのポジティブ目線の材料は?

主に米国の主要メーカーからハイエンド装置を受注


2017年8月期 第2四半期決算説明会資料より
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/62550/8590a810/2772/4a2a/b811/9e386e64662c/140120170412440047.pdf

それはこの資料にあるように米国からのハイエンド装置の受注です。CA州で義務化された法案が可決された背景を考えても、今後米国での太陽電池製造装置の需要は増加する事が予想され、資料の記載通りに受け取るのであれば、その米国からの受注はポジティブと考えます。

太陽電池メーカーの動向と取り組みで日本をターゲットにしていない


2017年8月期 第2四半期決算説明会資料より
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/62550/8590a810/2772/4a2a/b811/9e386e64662c/140120170412440047.pdf

先に述べたように、太陽電池の成長市場は欧米と新興アジア、そして中国です。つまり外部環境とNPCのターゲットとする市場に齟齬はなく特に米国からの受注が伸びているのが非常に期待が持てる点かなと思います。

以上を理由に、不安はあるものの今後の飛躍的な成長可能性がある銘柄としてエヌ・ピー・シー(6255)に注目しておきたい。

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