米中の貿易摩擦の緩和は一時的なモノなのか?

思惑の違いが表面化か?

来年1月に引き上げる制裁措置を一時的に見送る
(来年1月から中国からの2000億ドルの輸入品にかける関税)
(10%から25%に引き上げる制裁措置)

中国側
→アメリカから農産物やエネルギー、それに工業製品などを買い入れることで合意
→関税が上乗せされている措置をなくす協議を続けることで合意(90日以内に合意できなければ2000億ドルの輸入品への関税を25%に引き上げる事については言及しない)

米国側
→声明には盛り込まれず
※アメリカは条件をつけている
知的財産権の侵害や強制的な技術移転、サイバー攻撃の問題などで90日以内に合意できなければ関税を25%に引き上げる

中国との自動車関税について

トランプ大統領
→中国が、アメリカからの輸入自動車に対して関税の引き下げや撤廃に応じた

中国外務省の耿爽報道官
→自動車に対する関税についての確認を避ける
(努力していく)

日本では

経団連会長「米中の対立は長期化するという見方」

日本に至っては状況の極端な好転は望めないか?

NHKの報道を元にざっと記事を読んでみると「たぶんダメだろうな」という印象ですが、短期的には米中貿易紛争の一時的な休止で、年末に向けてのラリーが発生する可能性が高そうだなという印象ですが、トランプ大統領の発言一つですぐにひっくり返る可能性も高く、ほどほどの期待感をもって見るのがいいのではないかなと判断。アメリカの指標は比較的好調を示唆しているため、売られすぎという論調が高くなり買戻しが入るのではないかなと。ただし、90日の間で米中の満足の行く合意が出る可能性は、特に中国側の事情から考えても低く、期限が近くなったら(下に)全戻しになるという想定です。

かといって極端なリセッション入りする訳ではないと思っています。日本の輸出先は、アメリカと中国で約40%近い割合を占めているため、中国が軟調化すれば当然のごとく影響を受け、アメリカが好調ならば当然(以下略)。そうすると、素直に考えれば、アメリカの好調を中国の軟調が吸収するため、素直にアメリカの指標を好感する流れにはならず、日本については、大型株の買い小型株の売りが継続する可能性が高そうです。

またアメリカは自動車などの輸入の数量規制を打ち出しているため、これも日本企業にとっては打撃となる可能性が高く、米中貿易摩擦が一時的に緩和となった状況でも、さして楽観できるわけではないかなと。

まぁ様子見ですね。

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