コロナショックの底は、どの辺りになりそうか?

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コロナショックをどう見るか?

前回の記事といってももう半年以上前の話ですが、「中国のリーマンショック級の危機が避けられないと考える理由について」でも書きましたが、今回のコロナウイルスに絡んだ株価市場の急落の背景には、負債の増加が限界に近い事に起因する景気の減速懸念がありました。

最初のうちは懸念でしたが、「中国武漢→中国各地→周辺アジア国→欧州・アメリカ」という具合に広がっていき、アジアのうちは欧米も他人事だったのですが、欧州での急速な拡大が確認されアメリカでも同様に拡大してることが発覚してから市場の対応は急変しました。中国やWHOの初動対応の是非などは、ひとまず脇に置いておいて現状の認識から始めたいと思います。

コロナウイルスは大した事無いと判断していいのか?

これについては不明な点が多いですが、「現状では」違うだろうという想定で見ています。感染症の専門家でもなんでもないのであくまでも日々の報道からの判断です。

コロナウイルスの特徴(報道ベース)
潜伏期間が長い → 多くの人がスーパースプレッダーになりうる
暖かくなっても沈静化しない可能性 → シンガポールなどでも感染拡大してる事から
免疫ができにくい → 再感染の確率が上昇し沈静化する可能性が低くなる
・免疫が出来ない状態で再感染すると抗体抗原反応を引き起こす可能性
・ウイルス性が原因なのか肺炎になると両肺が肺炎になり呼吸困難になる

確かに感染したら即重症化するようなモノではないように見えますが、かど言って軽い風邪程度って訳でもないので非常に感染したくないです。そして現状では沈静化の目途は立っていないです。ただし、「気温22度以上で湿度50%以上の場所でウイルス活動は抑制された」的な話もあり、春先にもなれば、日本を含んだアジア圏内ではウイルスの感染拡大に歯止めがかかる可能性は高いと思っています。

コロナウイルスへの対策として政府が出来る事は?

今の所は、コロナウイルスの特徴を特定する事、ワクチン開発を急ぐことと、隔離政策しか出来る事は無いです。ただ、免疫が出来にくいという特徴を見るとワクチン開発は難航する可能性があります。そうすると自粛要請は長期に及ぶ事となり、経済は景気後退どころか、クラッシュする可能性が非常に上がってきます。現状の株価急落はそれを織り込んで来ているという事でしょう。

ちょっと端折りますが…

底がどの辺なのか予想について

まずシナリオ分岐がありますが、今の所は最悪なシナリオにはまだ到達しない予想で、それを前提に書きますが
・アジア圏については感染拡大に一定の歯止めが見られる。
欧米はアジアの2週間遅れでパニックになっている
・各国とも金融支援、金融緩和策、財政政策を政治的な妨害無しに打てるチャンス

ただし、旅行・航空機業界はかなり危機的な状況になっているため、さらにクラッシュする可能性も視野にいれつつ、ひとまず短期的な底予想としては、株価ベースではなく3連休明けの来週の半ばくらいに一旦は市場も落ち着いて底打ちの動きがみられるんじゃないかなと予想しています。

ちなみにですが、最悪パターンは、活動を再開した中国で再感染の広がりが確認され、さらに致死率もそれなりに高く感染力も高いままな事が判明した場合は、日経平均はリーマンショック前後まで落ちる可能性も視野に入れるべきかなと思っています。この場合の震源地は前回も述べましたが社債市場のため、リーマンショックを超えるショックになる事は、想像に難くないです。

このコロナショックを何とか乗り切って緩和チキンレースを継続させて、それで稼いだ時間的猶予で、膨らみ過ぎた負債の調整をソフトランディングする道筋を見つけて欲しいとは思いますが、さすがに予断を許さない状況にはなって来ましたね。

時間がある時にまた何か書きます。

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