偽りの夜明けは、どこまで継続できるのか?「2020年コロナショック」

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日経平均の大幅反発は底打ち判断か?

少し前に書いた記事で「今週の半ば位に底打ちの動き」予想が大体当たりましたね。先週から日経17000円前後でのやけに底堅い動きからの大幅反発です。

上記画像はyahooファイナンスより

日経平均が比較的底堅い理由として考えられるもの

国内要因

・円安傾向
・日銀の買い(毎日2,000億のETF)
・国内ではコロナ感染パニックは起きていない

海外要因

・アメリカの経済対策がかなり大規模になりそう
共和党の案を民主党が否決しましたが、対案がさらにお金出せ系なので、アメリカが今すぐクラッシュは避けられそうな雰囲気
・各都市のロックダウンが既に発表されたなど、すぐに出そうな悪材料は一旦は出尽く
→そのためここからさらに売り込むには少し材料不足感

以上の情報から、とりあえずは底打ちの動きになるかと思います。そしてアメリカの経済対策の法案が通過すれば、そこで大幅なリバウンドになる可能性が高いです。

では、偽りの夜明けと考える理由は?

そもそも「コロナ沈静化」という根本的な問題が解決していない。
沈静化しない限りはクレジットクランチが進行している可能性が高い

以上から、今回一旦リバウンドするという仮定と、コロナの沈静化が見込めないという情報を元に次のクラッシュの時期を予想すると、1Qの決算時期前後(2020年8月)じゃないかなと推測します。

上記のシナリオが崩れる条件は?

ポジティブな場合

コロナワクチンが早期に開発される
・画期的な治療薬が開発される(難しい)
→これはインフルの画期的な治療薬がほぼ無いのと同じ理由
・実は大したことない言う解析データが出される
→現状を見る限りこれも難しい
気温が上昇するにつれて沈静化するデータが出てくる

ネガティブな場合

・コロナウイルスの再感染が中国で確認される
・かなり早い段階で不動産市場が崩壊して各社ギブアップする
・ボーイングだけでなく他の大手企業の破綻リスクが囁かれる
非常に高いレバレッジを賭けている巨大ファンドが飛ぶ

過去の例(ロングターム・キャピタル・マネジメント)

前述の通りLTCMは欧米の金融機関から投資された47.2億USドルを元手に、25倍のレバレッジをかけて、1290億USドルもの資金を運用しており、さらには1.25兆USドルに上る取引契約を世界の金融機関と締結していた。そのためLTCMが崩壊すると、ただでさえ前述の経済危機により不安定となっていた金融市場に多大な影響を与え、恐慌への突入も危惧された。

wikiより

どこのファンドが何にどれくらいレバレッジを賭けて、どれくらい吹っ飛ばしたのかは、現時点では不明です。

各都市のロックダウン → 消費急減 → 製造業・小売ともに雇用減少 → 本格的な景気後退&不動産市場の冷え込み

上記の流れがメインシナリオで、その過程で今まで膨らませて来た負債レバレッジの清算が発生するため、政府・民間ともに油断したタイミングでリーマンショック超級のクラッシュが来る可能性が高いです。今は各国政府ともに焦りまくっている状態なので、本当のクラッシュはもう少し先になりそうです。

以上の事を踏まえながら、ひとまずはリバウンドがどのあたりで反転するかを見極めて行きたいです。

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