現状のアベノミクスじゃ賃金の上昇は見込めない7つの理由

理由1 円安による輸入企業の収益低下

円安による輸出数の増加が確認されなかったことで
輸出企業 → 利益は増えるが国内雇用は増加せず
輸入企業 → 原材料費の高騰による収益の圧迫 → コストカット圧力
円安(80円→105円程度)になっても国内労働需要は増加しないことが確認されたと思います。

理由2 工場の空洞化による労働需要の低下

これも国内工場を閉鎖するニュースは相次いだ(パナソニック、ソニーなど)ものの大規模工場を国内に新設する話は聞きません。これは20年以上前から言われていたことですね。工場の海外進出による産業の空洞化です。

理由3 構造改革の遅れによる企業の国内への投資意欲の低下

法人税の減税や経済特区の話は、去年から出てるものの一向に進展しません。カジノの話だって結局あれから音沙汰無しです。もちろん既得権の集団が何かを理由に反対してるがゆえに話が進まないのでしょう。

法人税の減税 → 反対派は、おそらく財務省
経済特区 → 反対派は…?ちょっとわからない。経産省?

理由4 人口の減少による経済規模の縮小

これは安倍さんのせいではないのですが…仕方がないとは思いつつ
首相なので何か対策してください(丸投げ)

理由5 成長政策の名の下に特定産業だけの優遇

一番の例が、再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)ですね。意味ないです。正直、原発は存続させる政治的な理由はまだしも分かるのですが、太陽光に32円/kwhの価格がつく理由が分かりません。高すぎます。ドイツじゃ14円とか20円です。

日本もその価格にしてください。

ましてや、太陽光パネルを作ってるのは、中国や韓国の企業です。私達が上乗せして払わされた電気代を海外企業にあげているようなものです。

理由6 移民政策の導入によるさらなる賃金の低下

移民についてよくよく考えて欲しいです。
わざわざ島国の日本に移民を希望するのはどんな人でしょうか?

以下のワードでぐぐれば移民の結果どうなるか分かるはずです。
「移民 失敗」
「移民 スウェーデン」
「移民 治安悪化」
「移民 問題」
「移民 賃金」

理由7 財政収支の改善が見込めない事によるさらなる増税観測

社会保障費は、年間一兆円の自然増でその改善の目処もまだ立っていません。そして今期の予算は95兆円です。半分は国債発行ですよね?
誰がどう考えても消費税10%の増税で終了するなんて思っていません。今後も増え続ける社会保障費に歯止めをかけない限りは、誰もお金なんて使いませんよ。

つまり景気が良くなる事は、まだ見込めないということです。

他にも色々ありすぎて書ききれないくらいネガティブ材料しか出てきません。

最後に安倍首相へ

 

ポジティブ材料をください。

 

無いんだよ;;
これから日本がもっと良くなるっていう見込みを声高に言える材料が無いんだよ><

プライマリーバランス(基礎的財政収支)の改善」か「工場の空洞化」のどっちかでいいから歯止めをかけて欲しい。

コメント

  1. 赤坂 より:

    賃金統計が下がっている(物価上昇よりも賃金上昇が小さい)理由は、景気が良くなって失業者が職を見つけて働きだしたが勤続年数の少ない彼/彼女らの賃金は低いため、平均賃金が押し下げられているから。

    上にある7つの理由がある下でも、企業が従業員に払う賃金の総額は”実質値で見ても”上昇している。たとえばSNAにある雇用者報酬は2013年の第4四半期は実質で0.62%伸びている。

    失業率がもう少し下がって限界までくれば、新規雇用者による平均値の低下効果が無くなるので、賃金上昇を邪魔する7つの理由があったところで平均の実質でみた賃金も上昇するでしょう。

    • 損 斬丸 より:

      >>赤坂さん

      コメントありがとうございます。

      >>賃金統計が下がっている(物価上昇よりも賃金上昇が小さい)理由は、景気が良くなって失業者が職を見つけて働きだしたが勤続年数の少ない彼/彼女らの賃金は低いため、平均賃金が押し下げられているから。
      ■これは、気がつかなかったです。これから伸びてくれればいいですよね!

      気がかりなのは、物価の上昇率よりも賃金の上昇率が低い事と来期の企業業績が今期に比べて伸びる予想が無いこと
      それに増税による実質賃金の低下ですね…。

      後、社会保険料なども上昇して今後も負担が増える見込みののためそれに見合った額の上昇が見込めるかどうかを注視したいと思っています。

      しかし、景気良くなって欲しいですよね。派遣でもいいからとにかく雇用を増やすことが大事だと思っています。