銀行券ルール(日銀券ルール)とは?日銀の国債引き受けの問題点

銀行券ルールの言葉の意味

日銀が引き受ける長期国債の総額を日本銀行券の流通残高以下に収めるという政策目標
※日銀が自主的に設定

長期国債とは?
償還が10年を超える国債

日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mei/

2014年2月28日現在
銘柄(10年債):549,683億円
銘柄(20年債):249,841億円
銘柄(30年債):23,748億円
銘柄(40年債):7,371億円
—————————
合計:830,643億円(約83兆円)

なんだけど、このニュースと整合性がとれない

2015年以降も、日銀は国債買取を急にはやめられない
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130507/247614/ 
2012 年末に日銀が抱える長期国債は89兆円。これをネットで毎年50兆円ずつ拡大し、2013 年末に140兆円、2014 年末に190兆円とする。その際、日銀は市場からグロスで毎年約80兆円の国債を買い入れる必要がある。

2013年末に140兆円
2014年末に190兆円

まぁこれはいいや。気が向いたら改めて確認します。

銀行券ルールはいつ停止されたの?

2013/4/5 0:28
銀行券ルール一時停止 日銀、基金とオペは一体化
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0402A_U3A400C1EE2000/
・日銀は金融政策決定会合で、「銀行券ルール」の一時停止を決めた

日銀の国債購入の問題点のニュースについて

3月25日(火)15時0分配信
異常事態が進行中 「銀行券ルール」って何?/木暮太一のやさしいニュース解説
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140325-00000008-wordleaf-bus_all&p=3

念のため上記の記事にも少し突っ込みをいれておきます。
日銀は日銀の仕事があり、「インフレを起こしてはいけない」という責任があります。

↑日銀にこんな責任はありません
日銀の責任は、「物価の安定」と「金融システムの安定」です。
インフレを起こしてはいけないじゃないです。
※細かくてすみません

日本銀行の役割

wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%8A%80%E8%A1%8C#.E6.A9.9F.E8.83.BD

1998年、日本銀行法の全面改正によって、「物価の安定」と「金融システムの安定」という二つの日本銀行の目的が明確に示された[2]。第二次世界大戦下に制定されていたそれまでの日本銀行法では、日本銀行は「国家経済総力の適切なる発揮を図るため国家の政策に即し通貨の調節、金融の調節及び信用制度の保持育成に任ずる」、「専ら国家目的の達成を使命として運営せらしむる」機関として位置づけられていたが、この全面改正によってその国家総動員・戦時立法色は払拭され、日本ひいては国民経済の発展のために資するための機関と位置づけられた。また、政府からのその独立性が明確とされた一方で、円で生活している国民の危惧を排せるような、金融政策の透明化が不可欠のものとして求められるようになった。

日銀の国債購入の問題点

散々いわれている事なので簡単に
・緩む財政規律
→日銀が引き受けてくれるからという安心感が財政削減へのインセンティブを弱くする

・国債の直接引き受けは、財政法第5条で禁止されている
→特別な場合はいいのですが、なんのために禁止されたのかが忘却のかなたへ
※ちなみに日銀が市場で購入する場合を規制する法律はありません
(だから、銀行券ルールが自主規制になっています)

・そもそも赤字国債は発行禁止
※赤字国債(あかじこくさい)とは、国の財政の赤字を補填するために発行される国債。特例国債とも

・過度なインフレの発生懸念
ただ、安倍政権はインフレを起こそうとしているので、国債の日銀引き受けは目的に沿っている可能性もある

・日銀券(円)への信頼が失われ円安が発生する可能性
これも、安倍政権は円安を希望のようなので、国債の日銀引き受けは目的に沿っている可能性もある

コメント