上場廃止の疑惑?日本アセットマーケティング(旧ジアース、8922)が虚偽記載で課徴金1億円超について思ったこと

ドンキHD傘下のJAMに1億円超の課徴金

2014/6/19 16:40
ドンキHD傘下のJAMに1億円超の課徴金 虚偽記載で監視委勧告
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL190VB_Z10C14A6000000/

証券取引等監視委員会は19日、日本アセットマーケティング(旧ジアース、8922)に課徴金を科すよう金融庁に勧告

株価情報等

日本アセットマーケティング(株)(8922)

ドンキホーテHD傘下のビル賃貸、不動産管理。祖業の不動産データ販売を復興中。旧ジアース。
(※上記特色は、yahooファイナンスより引用)
株価:195円(15:00)
前日比-7円(-3.47%)
25日移動平均価格:156円
25日移動平均乖離率:+25.00%
株式時価総額:539億円

2015/03期 業績会社予想

売上高(百万) 3,378→12,300
経常利益(百万)803→4,300
純利益(百万) 1,833→3,900
1株当たり純利益 6.82→14.11
想定PER:14.32倍

株価チャート

JAM8922株価チャート-3

状況の概要

①適切な会計処理が行われていなかったとの外部からの指摘(2014/2/21)
②東京証券取引所への「改善状況報告書」の提出(2014/5/02)
③上場契約違約金及び改善報告書の徴求のお知らせ(2014/5/15)
④「課徴金納付命令の勧告」の報道を受けて暴落(2014/5/17)
⑤証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告(2014/5/19)←いまここ

参考情報

2014/05/15 更新
上場契約違約金及び改善報告書の徴求について-日本アセットマーケティング(株)-
http://www.tse.or.jp/news/07/140515_a.html
また、本件は、同社の当時の代表取締役が上場維持を図る目的で、不適切な売上計上であることを少なくとも容易に認識可能な状態であったにもかかわらず、これを行ったものであり、本件の訂正自体の規模が限定的であるとしても、訂正の結果、平成24年3月期において上場廃止基準に抵触していたことを踏まえると、同社の行為は当取引所市場に対する投資者の信頼を毀損したと認められることから、同社に対して上場契約違約金の支払いを求めることとします。

上場廃止になるかどうかについて私の勝手な判断

多分ならないだろうなと思います

その理由は?

上場廃止の判断を下すのは東証

上記の件は東証は、既に(2014/02/21)知っていた

↓その上で

現時点で監理銘柄にしていない

↓処分としては

課徴金だけ(監理銘柄に分類されていない)

腑に落ちない点「壱」

そもそも、「平成24年3月期の連結売上高が100百万円を下回ることで、マザーズ売上高に係る上場廃止基準への抵触が懸念される状況」とありまして、さらに「代表取締役が、少なくとも本件の会計処理が不適切であることを容易に認識可能であったにも関わらず、上場維持を図るために実行したものであり、コンプライアンス意識の著しい欠如」ここでも指摘しているように、その粉飾は、意図的かつ組織的に行われたものです。本来であるならばこの時点で上場廃止になっているべき銘柄である。つまり、原理原則に従えば上場廃止になっているべき銘柄が、現在特にお咎めも無く東証は上場を存続させる判断をしていること。

今は、健全であるならば、過去に何しててもいいなら粉飾してもいいってことになってしまいます。ましてや、その時の経営陣と過去の経営陣が違うからいいのであれば、粉飾が内部的に分かったら役員を入れ替えてしまえばいいことになってしまいます。

このようにライブドア事件と日興の件と比較しても分かるように、粉飾決算に対する東証の恣意的な判断には疑念が常にあります。

腑に落ちない点 「弐」

そもそも日本アセットマーケティングという会社は、一種の裏口上場ではないか?と思う点。

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