【関連銘柄】第一工業製薬(4461)がイオン液体リチウム2次電池を人工衛星「ほどよし3号」に世界初搭載を理由に株価ストップ高

イオン液体リチウム2次電池を人工衛星に世界初搭載

http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2014/No10.pdf

関連企業等

・東京大学
・関西大学
・第一工業製薬
・エレクセル株式会社(第一工業製薬の関連会社)
http://www.elexcel.co.jp/company.html

イオン液体リチウム2次電池について

・第一工業製薬がイオン液体の製造
・エレクセルが衛星搭載のための製作
・電池に利用するには、イオン液体が負極で分解してしまうという致命的な問題点
→2006年に世界で初めて克服

想定用途

EV用蓄電池に適した高出力型(NEDO 委託事業)
・航空機用途
・超高真空環境の宇宙用蓄電池

イオン液体とは(第一工業製薬)

http://www.dks-web.jp/product/device.html
イオン液体は、一般的に 100 ℃以下で液体状態を示すイオン対の化合物で、蒸気圧がなく不燃性です。安全性とイオン導電性が高いことから、リチウムイオン電池やキャパシタなどの電解質用途への開発 を進めています。エネルギーデバイス分野の次世代材料や、環境への影響を少なくするグリーンソルベントの一つとしても注目されています。

イオン液体とは(wiki)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%B6%B2%E4%BD%93

用途

イオン液体の用途として最も期待されている分野は電解質である。コンデンサーやリチウムイオン電池などから、燃料電池や太陽電池などの開発を促進する素材として注目されている。また、環境負荷が低い溶媒としてめっき用途や、高い耐熱性からさまざまな反応溶媒としても期待される。また潤滑剤としては宇宙開発分野など特殊な環境下での利用も検討されるなど、多くの分野でその可能性が期待されている。

株価情報等

第一工業製薬(株)(4461)

株価:441円(10:35)
前日比+80円(+22.16%)
25日移動平均価格:347円
25日移動平均乖離率:+27.09%
株式時価総額:191億円

2015/03期 業績会社予想

売上高(百万) 54,614→58,500
経常利益(百万)2,374→2,700
純利益(百万) 1,336→1,500
株当たり純利益 31.32→35.13
想定PER:12.55倍

株価チャート(10年)

第一工業製薬

まとめ

・イオン液体リチウム2次電池が結構凄そう
・想定用途にEV
・業績自体は結構いい
・思惑が膨らむかどうかか…
・491円超えてきたら熱いかな~

補足1: イオン液体って何ですか?

http://www.tuat.jp/research/20091116191531/20100422135501/20091116191755/index.html

イオン液体はイオンのみからなる「塩」の一種です。「塩」とは陰イオン(アニオン)と陽イオン(カチオン)のみからなる物質で、代表的なものに食塩として知られるNaCl(Na+:陽イオン、Cl-:陰イオン)があります。NaClなどの無機塩は小さなイオンから構成されており、イオン間の静電相互作用が非常に強いために、800℃以上に加熱しないと液体になりません。無機イオンの代わりに大きい有機イオンを用い、イオン間の相互作用を弱めると、室温付近でも液体状態の「塩」ができることが分かってきました。100 ℃以下で液体状態の「塩」のことを「イオン液体」と呼んでいます。イオン液体は、
①ほとんど蒸発しない、
②イオンのみから構成されるので電気を良く通す、
③液体として利用できる温度域が広い(氷点下~400℃程度)、
④有機イオンを構成イオンとしているために多様性に富み、
様々な物性・機能を持たせることができる、など興味深い特徴を持っています。

補足2:イオン液体を用いたリチウム二次電池

http://www.ekouhou.net/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%B6%B2%E4%BD%93%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E9%9B%BB%E6%B1%A0/disp-A,2010-287380.html
【解決手段】本発明のリチウム二次電池は、正極、負極、これら正極と負極との間に設けたセパレータ、及びリチウム塩を含む非水電解液とからなるリチウム二次電池であって、前記非水電解液がビス(フルオロスルホニル)イミドアニオンをアニオン成分として含むイオン液体を溶媒とするものであり、かつセパレータが有機繊維及びガラス繊維から選択される1種以上の繊維からなる不織布であって、空隙率70%以上であるものとする。

補足3:要素技術開発 高出力・高安全性リチウムイオン電池の開発

http://www.nedo.go.jp/library/seika/shosai_201206/20120000000665.html
コストを除く、出力密度、エネルギー密度、寿命、安全性信頼性について、本技術開発の目標達成の見通しを得ることができた。

補足4:イオン液体電解質を用いる電池の開発

http://www.dks-web.jp/download/img/pdf_products/552_0.pdf
FSI系イオン液体でのみ始めて達成できた画期的な成果であった。充放電サイクルの特性も優れたものが得られており、電池構造の最適化や電極その他の部材の最適化などを行っている。

コメント

  1. 損 斬丸 より:

    水素・燃料電池戦略ロードマップ
    ttp://www.meti.go.jp/press/2014/06/20140624004/20140624004-2.pdf