株式分割すると株価はあがる(株価上昇)と思われている理由を考えてみた

株式分割とは?(wikiより)

株式分割(かぶしきぶんかつ)とは、資本金を変えないで1株を細かく分割すること(株式併合の対義語)。株式会社が発行する株式の流通量を増加させたいときなどに利用される。新株発行の一種である

 

■例

(1)Ⅹ社の発行済株式総数が、1,000株とします。

(2)Ⅹ社の株式の市場での取引
売買単位:1株
1単位辺りの売買価格:@10,000円

(3)西暦199X年に、1株 → 100株にする株式分割をしたとします。
※売買単位は、1株のまま

(4)分割の結果(価格の変動はないものとします。)
発行済株式総数:100,000株(100倍)
売買単位:1株
1単位辺りの売買価格:@100円

つまり、1単位辺りの売買価格が変わります。
分割前:@10,000円
分割後:@100円

変わらないもの
・売買単位
・時価総額
・企業の業績

 

なんのためにやるの?
・売買単位が引き下げられるため、その企業の株取引に参加できる人が増えるというのが一般的に言われているメリットです。
※市場の流動性が高まるとも言われています。

 

このニュースを見ていてふっと改めて考えてしまいました。

 

11時39分配信 サーチナ
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20130527-11393022-scnf-stocks
現在値
フルキャH 35,050 +3,250
ワイズマン 33,800 -1,350
マネスクJ 423,000 +4,000
ネプロJP 52,100 +100
ヒューマン 67,300 -400
 フルキャストホールディングス は、6000円高の3万7800円と3営業日続伸して始まり、5月20日につけた年初来高値3万5500円を更新している。同社株は、日経平均株価が、5月23日に1143円安と急落する波乱相場下で、前週末24日にストップ高するなど逆行高して2日間で5700円高しているが、その24日大引け後に株式分割を発表、追撃材料として歓迎して権利取りの買い物が集まっている。

 24日に株式分割を発表した銘柄は、同社株を含めて8銘柄に達しているが、同社株のほかワイズマン (JQS)、マネースクウェア・ジャパン (東2)、ネプロジャパン (JQS)がそれぞれ値上がり(勝ち)して始まり、ヒューマンホールディングス (JQS)、エックスネット 、エン・ジャパン (JQS)、マーベラスAQL が、値下がり(負け)して始まり、全体で4勝4敗の痛み分けとなっている。

フルキャストHDの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、同社株式の売買単位を100株とするために実施するもので、6月30日を基準日に1株を100株に分割し、7月1日を効力発生日に単元株式数を100株とする単元株制度を採用する。

株価は、決算期を変更し15カ月の変則決算となった前12月期業績を昨年12月に下方修正して1万3980円まで下ぶれ、12月カ決算と正常化した今期の実質減益業績が響いて再度、年初来安値1万3900円まで下ぶれたが、労働者派遣法改正法に沿ったアルバイト紹介やアルバイト給与管理代行の新サービス開始の評価や、PER9倍台は下げ過ぎとして底上げし高値まで2.5倍化した。この上昇幅の半値押し水準から逆行高を演じたもので、株式分割の権利取りで上値追いに弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

 

■理由の考察

さて、いつも議論されていることですが、なぜ分割しても企業の業績は変わらないのに分割すると株価が上昇すると思われているのでしょうか?

管理人の感触としては、分割が理由であがるというよりは、上がっている株が分割をきっかけに再燃する?という印象の方が強いです。
元々、株式分割をする企業というのは、急激な業績の変化によって株価が上昇しすぎて1単位あたりの株価が上昇してる企業が行うことが多いです。

つまり、

(1)上昇基調にある企業が、株式分割を行う(事が多い)
(2)上昇基調中に分割発表 → 継続して株価上昇
(3)上記が、何回か繰り返される
(4)分割すると株価が上昇すると認知バイアスの形成

 

じゃないの?とは思っています。
過去の経験上、2008年とか2010年の間なんて、分割しても株価上昇なんてもてはやされなかったですし、IPOも公募価格を初値が下回ることも多々ありました。後、2001年前後もそんな感じですね。

 

市場には冷静な参加者も多いですからね。

 

私も、あまり惑わされないようにいないといけないですね。

 

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