石井表記(6336)を「インクジェットコーター」「全固体型セラミックス二次電池」の面から成長性を考えてみた

ニュース総合

株価情報等

(株)石井表記(6336)

株価:794円(2014/09/12)
前日比-150円(-15.89%)
25日移動平均価格:859円
25日移動平均乖離率:-7.57%
株式時価総額:64億円

石井表記(6336):特別利益の計上および通期業績予想の修正

http://www.ishiihyoki.co.jp/ihhpsys2_open/HPSDDL01.php/20140911_syu.pdf?tfile_no=20360193903505096&f=20140911_syu.pdf

差異の理由
・海外向けインクジェットコーターが、エンド・ユーザーの稼動時期の前倒し
・ディスプレイおよび電子部品る計画前倒しの影響

石井表記(6336)のインクジェットコーターとは

インクジェットPIコーター装置 IPシリーズ
http://www.ishiihyoki.co.jp/DEPT/K/productk001.html
石井表記独自のノウハウで開発されたインクジェットPIコーター装置です。従来の凸版方式ではなく、独自のインクジェット方式により高品質、長期安定性のある装置をを生み出すことに成功しました。ヘッド移動方式、ワンパス塗布、非接触ワイピングシステム、自動膜ムラ調整システム、高精度リニアモーター採用等、石井表記ならではの独創的なモノ創りのカタチがここにあります。

石井表記(6336):2015/01期 業績会社予想

売上高(百万) 6,123→7,134
経常利益(百万) -91→291
純利益(百万) -100→402
1株当たり純利益 -15.73→48.48
想定PER:16.38倍

石井表記(6336):四半期別の業績推移

年度/項目 売上高 売原価 利益率 販管費 営業益 備考
H21年1Q 4,790 3,659 23.61% 635 495
H21年2Q 5,719 4,595 19.65% 708 416
H21年3Q 7,633 5,317 30.34% 684 1,632
H21年4Q 5,139 4,087 20.47% 728 324
H22年1Q 4,448 3,682 17.22% 675 91
H22年2Q 2,914 2,478 14.96% 644 △ 208
H22年3Q 1,957 1,773 9.40% 635 △ 451
H22年4Q 3,559 2,873 19.28% 922 △ 236
H23年1Q 4,851 3,448 28.92% 811 592
H23年2Q 3,548 3,179 10.40% 763 △ 394
H23年3Q 4,743 3,960 16.51% 980 △ 197
H23年4Q 4,010 3,650 8.98% 518 △ 158 東北大震災
H24年1Q 4,359 3,945 9.50% 771 △ 357 ソーラー子会社の解散
H24年2Q 3,931 3,723 5.29% 1,834 △ 1,626 継続企業の注記
H24年3Q 1,898 2,091 -10.17% 663 △ 856 特別損失開示
H24年4Q 2,377 1,730 27.22% 695 △ 48 債務超過入り
H25年1Q 1,759 1,311 25.47% 619 △ 171 事業再生計画
H25年2Q 2,221 1,671 24.76% 545 5 債務免除金融支援
H25年3Q 2,130 1,474 30.80% 457 199 営業所の再開
H25年4Q 1,681 1,253 25.46% 475 △ 47 債務超過解消
H26年1Q 1,248 965 22.68% 408 △ 125
H26年2Q 1,982 1,495 24.57% 442 45
H26年3Q 1,479 993 32.86% 367 119 インクジェット開示
H26年4Q 1,414 1,038 26.59% 415 △ 39 全固体型セラミックス二次電池開示
H27年1Q 2,085 1,311 37.12% 398 376
H27年2Q 1,999 1,377 31.12% 458 164
財務について補足

・営業CFは、約10億円の黒字
・流動比率は、約1.07倍(あまり良くない)
・手元の現金は、27億円
・有利子負債等は、67億円

総合的に考えて、財務面では不安が残る状態ですが、営業利益等の業績面では利益率も急速に改善しており売上も回復傾向である点が好感できる

石井表記(6336):継続企業の前提に関する重要事象等

・取引金融機関から返済条件の緩和を受けている状況に変わりはない
→当分の間、重要事象の解除は無しと思われる

・安定的な収益基盤の確保
→四半期別業績から見ても急速に改善している

・インクジェットコーターの新規事業分野への拡販
→「全固体型セラミックス二次電池」の件も含めて追加情報は何も無い

・資金繰りの安定化についての不確実性の程度は低減
→当面の不安はなさそう

・市況等の変化により計画どおりに推進できない可能性があり
→業績予想は、保守的に出しているといっているようなもの

まとめ

・粗利益率の急速な改善
・販売管理費の抑制
・上記に伴い業績の急速な改善
・「全固体型セラミックス二次電池」など新規事業への期待継続
・銀行支援の状況から考えてもこの会社には技術力があると推定
・ただ、試験研究費を削減してるのは気になるところ

総合的に考えて再度の成長を期待出来る状況にあると思われる。
しかし、ソーラー事業で大きく躓いた点が痛い。

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