業績は正直微妙ですね。
※悪いというよりサプライズが無い感じです。
———————————
決算・財務情報
http://www.isb.co.jp/ir/accounts.html
平成25年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.isb.co.jp/download/pdf/44dai3shihanki.pdf
2013/08/08 平成25年12月期 第2四半期決算説明会を開催しました
http://www.isb.co.jp/download/pdf/kessansetsumei1306.pdf
———————————
第三四半期の売上進捗率が、通期に対して69%なので、
2013年12月期業績の会社予想はほぼ確実に下方修正されると思います。四季報の予想に落ち着く感じですね。ただ来期は、下記の会社の売上が9億円乗ってくるので少なくとも減収は無いと思われます。
———————————
12/26 16:00 株式会社札幌システムサイエンスの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/fb/20131226/140120131226077710.pdf
———————————
以上より、マイクロの時と同様に現時点で予測可能な業績で評価されて買われる
事はまず無いと思っています。ですので話題になってる無線通信規格「wi-sun」
関連銘柄としての思惑がどの程度なのか…を調査中です。
気になる記事①
——————————-
2013年10月09日
http://eetimes.jp/ee/articles/1310/09/news098.html
将来的には、その市場規模は十数兆円、数百億個のセンサー端末が利用されるという試算もある。そして、その膨大なセンサー端末には、通信が必要になる。
~中略~
この決定は、東京電力管内の2700万戸のスマートメーターとホームゲートウェイに、Wi-SUNが搭載されることがほぼ確約されたことになる。さらに「東京電力以外の国内電力会社でも、同様に採用されるだろう」(NICTワイヤレスネットワーク研究所スマートワイヤレス研究室長の原田博司氏)と言うように、日本の全てのスマートメーター、ホームゲートウェイにWi-SUNが使用される可能性が極めて高くなった。
——————————-
気になる記事②
——————————-
アイ・エス・ビーのIR
『国際無線標準通信規格「Wi-SUN」準拠プロトコルスタック開発に成功』
http://www.isb.co.jp/download/pdf/release20131010.pdf
IR内の気になる文章
● 今後の展望
現在、スマートメーターに対しては、より低消費電力、低価格化が期待されており、今回開発されたプロトコルスタックは、低消費、低価格のデバイス上で高効率の動作を実現する事が可能となる。今後は、「Wi-SUN アライアンス」にて実施の相互接続性検証試験イベント(プラグフェスト)に提供する企業が供給する通信モジュールに組み込み、他社との相互接続性検証を引き続き行うとともに、さらには、共同開発者の NICT から技術移転契約を受け、販売を早期に開始し、より一層再生可能エネルギー分野に貢献していきます。
——————————-
気になる記事③
——————————-
家庭でも電力自由化 法案を通常国会へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140103/k10014247771000.html
第2段階として政府は再来年をめどに家庭でも電力の購入先を自由に選べるようにすることや電力会社が料金メニューを自由に設定できることなどを盛り込んだ電力の小売りを自由化するための法案をことしの通常国会に提出することにしています。
——————————-
再来年を目途ということは、スマートメーターの導入が相当急がれるはずです。
実際に、スマートメーターの入札は始まっています。
気になる記事④
——————————-
東京電力がスマートメーターを競争入札、家庭向けの標準タイプから
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/04/news030.html
さらにスマートメーターと家庭内の機器を接続するための通信機能も備える必要がある。国内標準規格の「ECONET Lite」に準拠した通信方式で、920MHz帯の無線とPLCの2種類に対応しなくてはならない。以上の仕様は東京電力が2012年10月から12月にかけてメーカーに開示済みで、すでに多数のメーカーが対応製品の開発を完了している。
——————————-
テクニカル的には
2013/12/2の急騰を境に、出来高が急増して急騰と調整を交えながら下値を切り上げて、今に至る感じです。
まとめ
・業績は、売上げは拡大傾向ですが利益率がそこまでではない。…が別に悪い訳ではない。
・スマートメーターには、wi-sunの通信規格が搭載される事は確定
・国内全てのスマートメーターに搭載される可能性が高く市場規模はかなり大きなものになると思われます。
・すでにそれを見越した買い集めが下値を押し上げている原因だと思われます。
・wi-sunが国際標準規格となれば、スマートメーターだけに限らない。
Wi-SUNの利用イメージ (クリックで拡大) 出典:情報通信研究機構
http://eetimes.jp/ee/articles/1310/09/news098.html
コメント
この記事でアイエスビー買ってホールドしてました!
ありがとうございます!
>>通りすがりさん
コメントありがとうございます!
私もうれしいです!
そして、もちろん私は買ってません!
…orz
でも、このサイトを始めた理由が
・株式市場をもっと開かれたものにしたい
・日本市場が外資のお財布状態になっているのが気に入らない
ということなので、記事を理由に利益出てるって教えて頂けて本当に嬉しいです!