菊池製作所(3444)の介護ロボット関連事業の売上高を適時開示情報から調べてみた

 

(株)菊池製作所(3444)
板金、成形や金型開発が主力。携帯電話や複合機、デジカメ等の試作に強み。小規模量産受託も。
(※上記特色は、yahooファイナンスより引用)
株価:1002円(14:59)
前日比-2円(-0.20%)
25日移動平均価格:670円
25日移動平均乖離率:+49.55%
株式時価総額:37億円

 

参照ページ

2013.06.20
平成25年4月期 決算説明会資料
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/mechatro2/RobotTechnology.html

決算短信
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/ir/tanshin.html

菊池製作所 ものづくりメカトロ研究所へようこそ
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/mechatro2/RobotTechnology.html

 

菊池製作所(3444)の主要事業とその比率

分野:売上比率
携帯電話関連:22.6%
デジタルカメラ関連:21.8%
事務機器関連:11.2%
自動車関連:5.1%
精密機器関連:17.1%
その他:22.2%

 

ロボット事業について

レスキューロボット
自立的に避難できない要救助者を遠隔操作により救助・運搬するロボットです。
医療・介護用ロボット 1
高齢者のふるえ(本能性振戦)をおさえる肘装着ロボットです。
医療・介護用ロボット 2
高齢者のふるえ(本態性振戦)をおさえるセミオーダーの手首装具です。
その他ロボット開発
大きな撮像範囲を持つ小型で高性能な撮像ロボットです。

ここであれ?っと思ったんです。想定していたあのロボットが事業にないんです。

↓これですね。
3444-2

よくよく見てみると
介護関連現場での実証実験を開始
介護関連企業からの受注確定

6777

あ・・・まだこの手のロボットは、売上は無いのでは?

 

 

介護ロボット関連の開示にて記載文言

※第1四半期開示より

また、中長期的な当社事業の成長に資するための研究開発活動として、マイクロフローデバイス技術や自立支援装具等をはじめとした介護・医療ロボットの研鑚に積極的に取り組んでおります。

研究開発活動として・・・?

あぁ・・・
つまりテレビで取り上げられたものの介護ロボットの売上はまだこれからという事ですね。

 

菊池製作所(3444)の直近の業績

第1四半期(単位:百万円)
売上 前期比 1Q現金
H26 1317 95% 1200
H25 1389 84% 1254
H24 1651 1542
通期(単位:百万円)
売上 前期比 期末現金
H26
H25 5674 90% 1196
H24 6275 95% 1542
H23 6579 1527

 

 

材料まとめ

・業績は下降傾向で非常に好ましくない。
・第一四半期からも、回復の傾向も見られない
・介護関連企業からの受注確定とありますが金額などは不明
・時価総額は低いので材料こじつければなんとでもなる
・政策次第な側面が強いので他の材料待ちと判断
・第二四半期の決算待ち

 

※上記は、開示情報から読み取れる情報のみで思惑や筋さんの動向につきましては正直に言えばわかりません。

また以下より、介護ロボット関連銘柄も特に動いていないので単発で終わる可能性が非常に高いと判断しました。

介護ロボット関連銘柄の株価値上がりランキング
http://themekabu.com/archives/250

コメント