特定秘密保護法案の本命銘柄と噂のフォーカスシステムズ(4662)に注目してみる

 

(株)フォーカスシステムズ(4662)
通信分野でのオンラインソフト開発に強い。保守・運用サービスも。独自の暗号システムに進出。
(※上記特色は、yahooファイナンスより引用)
株価:708円(15:00)
前日比+54円(+8.26%)
25日移動平均価格:546円
25日移動平均乖離率:+29.67%
株式時価総額:57億円

 

フォーカスシステムズ(4662)ってどんな会社?

セキュリティ/フォレンジック
http://www.focus-s.com/focus-s/business/securityforensic.html
暗号技術
情報資産を守るトータルセキュリティを展開しています。

デジタルフォレンジック
コンピューターやネットワーク等の不正使用、サービス妨害、データ破壊、意図しない情報開示などに対し、電磁的記録の証拠保全及び調査・分析を行うとともに、電磁的記録の改ざん・毀損等についての分析・情報収集等を行います。

eDiscovery(電子情報開示)
アメリカでは、公判の前に当事者同士が、公判に関連のある情報を開示する手続きをDiscovery、そのうちの電子保存情報を対象とする部分をeDiscoveryといいます。

 

多分、特定秘密保護法案が関係するのは、以下の部分では?
コンピューターやネットワーク等の不正使用、サービス妨害、データ破壊、意図しない情報開示などに対し、電磁的記録の証拠保全及び調査・分析を行うとともに、電磁的記録の改ざん・毀損等についての分析・情報収集等を行います。

 

 

フォーカスシステムズ(4662)の業績はどうなの?

財務・業績ハイライト | IR情報 | 株式会社フォーカスシステムズ
http://www.focus-s.com/focus-s/ir/ir7.html
4662-1

前期の業績がかなり改善されていますね。

 

 

フォーカスシステムズ(4662)の今期はどうなの?

決算短信 | IR情報 | 株式会社フォーカスシステムズ
http://www.focus-s.com/focus-s/ir/ir2.html

平成26年3月期の業績予想(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
当期純利益
100百万円 (前期比:△58.5%)

あれ?と思いましたが、
平成26年3月期第2四半期の業績(平成25年4月1日~平成25年9月30日)
四半期純利益
115百万円

あれれ?

上方修正必須か?と思ったので当四半期決算に関する定性的情報を読んでみる
・高度情報技術者の人材不足等の問題
・「公共関連事業」におきましては、徐々に回復の兆しが見えております。
・需要が潤沢にあるインフラビジネスの恩恵を受け順調に受注を増やしております
・官公庁からのサイバー攻撃対策の受注が順調
・補正予算の影響による受注が、上半期に集中したため、売上高・利益ともに大幅に増加いたしました。

>>上半期に集中した

つまり、下期はあまり期待出来るかもしれないし出来ないかもしれないということですね。

 

特定秘密保護法案の本命銘柄として噂されるのはなぜ?

理由は多分下記
・セキュリティ関連銘柄
・官公庁からのサイバー攻撃対策の受注が順調

 

まとめ

・業績の大幅な増額はさほど期待できない
・時価総額57億円なので思惑で買われる可能性は高い
・セキュリティ関係は、技術者の確保の問題でそう簡単に売上アップとはならない
・「官公庁からのサイバー攻撃対策の受注が順調」とあるのでセキュリティ関連銘柄の本命として噂されてもおかしくはない
・そういう意味では、ラック(3857)も特定秘密保護法案関連銘柄になる

 

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