今回発表された、日銀の金融緩和策の発表ですが、
(1)資金供給量を年間60兆円~70兆円で増やす
(2)長期国債の保有残高買い入れ対象を2年で倍
市場は、高く評価しているみたいですが、私は全くそう思っていません。でも、これで日経平均は期末18,000円を望む形になりましたし、バブル確定でしょう。
STRONG BUYです。
上記を見るに、どうみても過熱感が強いのと欧米が芳しくないです。よって4月、5月の上旬までは調整に入るでしょう。
出たら仕舞い
ですね。思惑で買って事実で売るが如実に実行されると思っています。中国の4月9日に発表される消費者物価指数と生産者物価指数がポジティブサプライズになるかどうかじゃないですかね?中国政府が成長鈍化認めてるから、ならないと思うけど・・・
欧米と中国が思わしくない
↓
やっぱり円買い
↓
円高に…
という流れが来てぼちぼち膠着状態になると思っています。
ただ、ここ3年位は日経平均は上昇するでしょう。
問題はその後ですね。
(1)日銀が買い入れた国債どうするの?
(2)お金を市場にばら撒いたらインフレになるってことは、通貨の信認を毀損してるんじゃないの?
(3)3年後には、1000兆円に上る国の借金を誰が返すの?
(4)そして、国内の労働市場はどうなっているの?
私は、一番問題視しているのは、(4)です。
国内に仕事あるのか?
元々賃金が低下しているのは、デフレだからじゃなくて海外との賃金競争の結果でしょ?1/10の賃金で働く労働者がいるなら海外に工場移すのが一経営者としては当然の事ですからね。
それでも敢えていいましょう。
株価はあがります。
後2年は上昇基調です。
そして問題はその後です。「今のままの経済構造であるならば」日本の終わりの始まりでしょう。
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