プロスペクトに社名変更予定のグローベルス(3528)が不動産、建設、REIT関連銘柄になる…だと…?

グローベルス3528の特集をお願いします。

こんなコメントを頂きました。(一部省略)

404 NOT FOUND | ニュース屋さん@日本株式投資
強気相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく

グローベルスIR
http://www.gro-bels.co.jp/finance_ir/index.html

自社株買いの発表がありましたが、
他にも社名を子会社で投資会社のプロスペクトに変更したり、
大株主のギリギリ5%以下の大量保有などネタで満載です。

さらに、ヤフー掲示板ではケネディクスのように不動産流動化銘柄に転身したという声もあります。
買収した機動建設も、杭打ち機や液状化現象の防止、シールドマシンなど湾岸やトンネルの開発で使えそうです。オリンピックや国家戦略特区の波に乗れそうです。

マンションの建て替え法案も追い風です。

アルデプロのような大相場が始まりそうな雰囲気なのでぜひ特集をお願いします。

グローベルスの件はお時間のある時に取り上げて頂ければ嬉しいです。
ここはJトラスト並の胡散臭さと、Jトラスト並の大化け銘柄に潜在能力を秘めてると思ってます。調べるほどネタの宝庫かと。

グローベルス(3528)の材料を整理

・子会社のプロスペクトを吸収合併
・社名を投資会社のプロスペクトに変更
→ケネディクスのように不動産流動化銘柄に転身
・買収した機動建設
→杭打ち機や液状化現象の防止、シールドマシンなど湾岸やトンネルの開発
・オリンピックや国家戦略特区の波
・マンションの建て替え法案
・Jトラスト並の胡散臭さ(苦笑)

ざっと見るとこんな感じです。建設・不動産関連は、銘柄分析をするのがあまり気が進まない中で、私もグローベルスだけは気になっていました。

なぜ、建設・不動産関連は気が進まないのか?

建設

・その多くを公共事業に頼っているから
・↑それ自体はいいのですが現状は政府にお金が無い
・つまり縮小業界であるのが継続中
・震災復興は確かにありますが一時的なもの
・談合体質のため業界全体で利益を分け合う傾向が非常に強い
・競合企業が多い
・色々と闇の力が絡んでることが多くて、指名停止とかの一発リスクがある

不動産

・人口が減少しているのになぜかマンションが売れるという不思議
・都心以外は空家率の増加
・国内開発の減少傾向に歯止めかからず
・製造業も海外投資が基本
・法律が色々と不備

さて、グローベルスの業績はどうなの?と思い確認をしてみる

2015/03期 会社予想

売上高(百万) 11,699 → 14,500
経常利益(百万)376 → 150
純利益(百万) 606 → 120
1株当たり純利益 6.72 → 1.33
想定PER:42.11倍

今期の業績予想は、売上は上がってるけど利益はハエですね。つまり現時点から予想される業績からは買い材料は微塵も感じません

本格的にはじめるアセットマネジメント業 → まだ未知数
前期に買収した機動建設 → 利益の貢献度は蚊みたいなもの

というわけで、決算短信から読み取れる情報はこんなものです。
しかし、グローベルスは気になります。

なぜか?

それは、以下の記事を読んでたからです

不動産再編の黒衣 プロスペクトの素顔
http://toyokeizai.net/articles/-/1909

プロスペクトのカーティス・フリーズ氏とは?

以下から引用
http://toyokeizai.net/articles/-/1909

そもそもですが、グローベルスのCEOはカーティス・フリーズというおっちゃんです。

↓いかにも外資系で仕事が出来そうな肉食系です(見た目が)

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グローベルスの大株主は、外資のプロスペクト

・米国・ハワイに本拠を置くプロスペクト
・創業者のカーティス・フリーズ会長
・直近の運用資産残高は約1500億円
・そのすべてを日本国内で運用
・J‐REIT(日本版不動産投資信託)への積極的な資金投下
日本の不動産会社は多すぎる。規模を大きくして効率化を進める必要がある。合併には賛成だ
米国やオーストラリアの先例を見れば、REIT再編も不可避というのがフリーズ会長の認識

フリーズ会長によれば、運用パフォーマンスが唯一マイナスだったのは98年。が、翌年には約100%の上昇を記録したという。「ハイリスク・ハイリターン」のロシアンルーレットを生き残れるか、今まさに正念場

ほら?面白そうでしょ?
つまり、グローベルスよりも、「プロスペクトのカーティス・フリーズ」という人がどんな人かを見ると材料が出てきます。

2008年に熱く語った思いは、彼の心の中で未だ冷めずに煮えたぎっていると推測されます。それが、今回の社名をグローベルスからプロスペクトへの変更でしょう。つまりやりたいことは、不動産業界の再編(REIT再編)の可能性が高いです。社名変更を皮切りに、次々とM&Aを進めていくのではないでしょうか?

まとめ

ハイリスク・ハイリターンだ!

コメント

  1. さすけ より:

    私も色々調べてみたら、確かにコスモスイニシアは普通にいい感じですね。マンション円滑化法にマッチしてるし、長谷工よりは上に伸びる余地がありそう。

    グローベルスは機動建設で地中化技術を持ってるから、これが材料にならなかったらコスモスイニシアに移ることも考えてます。まだ相場の初動っぽいから失敗してもリスク低いですし。

    お身体は大丈夫でしょうか?
    損切り丸さんの記事を読むのは楽しみですが、まずは体調を治されて元気になってください(^_^)

  2. さすけ より:

    お久しぶりです!
    グローベルス損切り丸したのですね(>_<)

    私はまだアホールドしてます(笑)
    今日にマンション建て替え円滑化法改正案が可決しましたが、グローベルスの業績に影響ありそうですかね?

    損切り丸さんの分析をみたいです。
    お手数ですがよろしくお願いしますm(_ _)m

    • 損 斬丸 より:

      >>さすけさん

      お久しぶりです!コメントありがとうございます。
      グローベルスは、損切り丸ルールに引っかかったので損切りしましたw

      マンション建て替え円滑化法改正案は、コスモイニシアを買い煽ってる集団がいますよね・・・
      記事については、書くかどうか調べてから検討させてください!!

      ※まだ体力回復中です(苦笑)

  3. さすけ より:

    ご返信ありがとうございます。
    確かに急騰は望んおらず、安値で買い集めたそうにしてますね。
    3億円だから割とあっという間かも。

    それにしても、あかつきもグローベルスも同じ日に同じ金額で自社株買いをやるなんて驚きです。
    面白いことになりそう。

    記事は来週の半ば頃ですね。
    楽しみです(^_^)