先に言いますが、下記に出てくる関連銘柄を仕込んでいるわけではありません。そして別にあがらないだろうって思っています。
今回は、私は、こんな風に銘柄を探したりしてます。というお話。
まずこのニュース
2014年1月23日(木)15:05
レアメタル“錬金術” 京大教授ら人工ロジウム作製、実用化へ
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140123000018
グループは、元素周期表でロジウムの両隣にあるパラジウムとルテニウムのイオンを含む水溶液のガスを高温の有機溶媒に噴出させる手法
このニュースを見て…
あれ?この人記憶にあるぞ…と思いググッてみると
↓ありました。
2012.07.19
3次元多孔性材料で規則配列したナノ結晶薄膜の成長に成功
http://www.nims.go.jp/news/press/2012/07/p201207190.html
この薄膜が可逆的なガス吸脱着反応の機能を有することを確認しました。
国立大学法人京都大学
研究代表者:北川 宏
時期的にも多孔性配位高分子(PCP)研究の派生と考えるのが妥当かな?
ロジウムの目的も排ガス中の窒素酸化物を取り除くためですので、「可逆的なガス吸脱着反応の機能」の一環と推測しました。
↓そしてこれ
2人の「京大・北川教授」が相次ぎ開発 CO2吸収材に注目
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2500H_R00C10A7000000/?df=2
すでに2009年度からNEDOのプロジェクトでPCP薄膜の実用化研究がスタート。クラレと昭栄化学、昭和電工、東洋紡と共同研究に取り組んでいる。「社名は明かせないが、ほかに何社も大手企業から問い合わせを受けている」と北川理学部教授は説明する。
パラジウム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0
パラジウム, Pd, 46
ルテニウム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
ルテニウム, Ru, 44
関連銘柄ですが、先のニュースの以下に注目
今回開発した人工ロジウムは、自動車や触媒メーカーと実用化に向けた交渉を既に始めているという
触媒メーカーですね。
つまり、
・クラレ(3405):時価総額4644億円
・昭栄化学(非上場)
・昭和電工(4004):時価総額2260億円
・東洋紡(3101):時価総額1629億円
クラレ…Pd(パラジウム)触媒
昭和電工…Pd(パラジウム)触媒
東洋紡…ルテニウム
昭栄化学…ルテニウム
が関連している事は分かりました。
ですが…
時価総額大きすぎて…
orz
気を取り直して代替素材に注目してみます。
パラジウムの流通価格は1グラム当たり約2600円、ルテニウムは同約200円。合金の材料費は、両金属の混合する割合で約400~1400円になる。
ちょっと無理やり持っていくと
Pd(パラジウム)関連銘柄(貴金属)
中外鉱業 1491 34 —(0.00%) 98億円
アサカ理研 5724 496 -9円(-1.78%) 12億円
あれ…アサカ理研(5724)と中外鉱業(1491)面白かもw
中外鉱業(1491) 精製
http://www.chugaikogyo.co.jp/seisei.html
宝飾品には金・銀のほかに白金やパラジウムを含んでいます。白金・パラジウム部門では、それらを特殊な方法で回収し、各種の技術を複合させて99.95%以上の純度に精製します。
アサカ理研(5724) 貴金属事業
http://www.asaka.co.jp/investor/03.html
貴金属事業は、プリント基板メーカー、コネクターメーカー等の電子部品メーカーを始め、宝飾品及び眼鏡メーカー等有価金属を含有する材料を扱う業者より集荷した基板屑、不良品、廃棄品等いわゆる都市鉱山から金、銀、白金、パラジウム等の貴金属を当社独自の技術にて分離・回収し、返却又は販売する事業であります。
そしてパラジウムの供給リスク
http://kinyouplan.com/index.php?%E7%99%BD%E9%87%912013%2F2
ただし、プラチナもパラジウムも当面の需要を賄えるだけの流通在庫があるため
すぐに供給ひっ迫から価格の高騰を招くとは見られていない。
ただし、供給減が長引くようなら、価格上昇は長期化するかの性もある。
当面は、プラチナは1800ドル、パラジウムは850ドルを目指す展開となるというのが大方の予想だ。
「希少金属パラジウムが中長期で供給に不安を抱える」【ドットコモディティ】
http://www.news2u.net/releases/107296
参考までに、「自動車触媒」とは、自動車の排気ガスを浄化するための装置。エンジンや排気管、マフラーなど車の床下に設置されている。一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物等有害な排気ガスを二酸化炭素や水に変える働きをするのが触媒。ガソリン車の場合、プラチナ、パラジウム、ロジウムを使った「三元触媒」が使われている。
2chの株式板で特に買い煽りが発生していなかったので、筋はいなそうです。
なのであまり値上がりは期待できないかもしれません。
それに材料のこじ付けがちょっと苦しいですからね…。
何が言いたいかというと、みなさんもこんな感じでブログ作って情報交換しませんか?っていうお話。
情報に飢えてます(苦笑)
ちなみに人口ロジウムについては、パラジウムではなくルテニウムに注目してる人もいました。こちらも探してみるのは面白いですよね。
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