創薬バイオ関連銘柄で血の涙を流して学んだ事
特許では買うな
これは特許だけです。前臨床すら入ってないなら上市されるのは通常なら10年後です。そもそも死蔵特許の可能性すらあります。
論文では買うな
これは論文だけです。前臨床すら入ってないなら上市されるのは通常なら10年後です。そもそもただの紙切れの可能性もあります。
学術誌に評価されても買うな
これは学術誌だけです。前臨床すら入ってないなら上市されるのは通常なら10年後です。そもそもただの紙切れの可能性もあります。
フェーズⅠ通過で買うな
フェーズⅡが待ってます。巨額のお金が必要です。増資が来ます。
フェーズⅡ通過で買うな
フェーズⅢが待ってます。巨額のお金が必要です。増資が来ます。
フェーズⅢ、1年通過で検討だ
この辺に来ると、近いです。あと1年~3年です。
上市は出尽くしだ
上市に入る頃には、十分に研究されて評価も済んでます。ほぼ織り込んでます。次の薬次第です。
メガファーマと提携したら検討しろ
メガファーマと提携の無い新興バイオなんて、所詮その程度です。まずその市場で評価されてないと思った方がいいです。逆に着々と提携が決まる会社はすごいです。すごいものを持ってます。持っているからこそみんなこぞってくるんです。
マイルストーンが数百億円規模なら検討だ
これは出てしまったらまず買えないので、出た後で落ち着いたらですよね。みんなが熱くなっている時は、過熱した価格になってます。安くなるまで待ちましょう。
多くの信者が連呼してたら検討だ
バイオで大事なのは、どれだけ多くの夢を見せてくれるのか?という事です。世界を変えれるようなそんな発明!!それがバイオ株の醍醐味です。癌が消える!エイズが治る!インフルエンザにかからなくなる!そんな夢を抱えてバイオ株は今日も走るんです。
でも、素人にはそれが本物か模造ダイヤモンドなのか区別がつきません。だから評価はメガファーマに任せる事にしよう!そう心に誓いました。
つまり購入を検討するのは3つの時
1.メガファーマと提携(技術的な評価)
2.マイルストーンが数百億円規模(業績につながる)
3.信者がいたるところに発生(需給面で人気化の可能性)
要するに開示や論文を読んで評価するのは諦めたという事です。難しすぎる。