オンコセラピー(4564)癌ペプチドワクチンの将来性についての見解

企業分析

癌ペプチドワクチンの将来性についての見解

※下記の情報は、いつもお世話になっている方から頂きました。
(一部内容を変更とサイトへの掲載の許可は頂いております)

前提として

今回の材料を市場は十分理解出来ていないと思うので、。まず前提としてオンコは熊大との共同研究の成果に関しては独占権を有しています

http://www.oncotherapy.co.jp/news/20130524_01.pdf

今回の熊大からのリリースについて

http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2014-file/release141113.pdf

他に治療法がない進行性の頭頸部癌患者に対して「生存期間の中央値(MST)はそれぞれ4.9か月と3.5か月であり、投与した患者群の方が有意に生存期間が延長することが判明した」とあります。たった1.4ヶ月しか延命していないと思われる方もいるようですが、MSTで見ると確かにそうなのですが、図2を見てもらえば分かるように、ワクチン投与を受けた患者は37人中4人が存命中であるのに対して、ワクチン投与を受けていない患者は18人中16人が5ヶ月で、残り2人も10ヶ月以内に亡くなっています。他の治療法がない(いわゆる末期がん)患者に対して、治療を受けた10%以上が生存中で、さらに1名に関しては癌が完全に消失したという結果は、医学的には信じがたい驚くべき結果です。

さらに、

「3種類すべてに反応するキラーT細胞を誘導できた6症例では、4症例が生存しており1症例では癌が完全に消滅」とあり、どのようなケースでキラーTセルを誘導できるのかが分かれば、将来のテーラーメイド治療を大きく前進させることができます。つまり、どのような患者でどのような癌ペプチドワクチンを用いれば効果的かが分かるようになるということです。

そして、最も重要なことは

本ペプチドワクチン投与により、重篤な有害事象は認めなかった」ということです。現在の抗癌剤(化学療法)は、強い副作用の割に、延命効果が乏しい物が多くあります。患者にとって、化学療法は非常に肉体的にも精神的にも辛い治療です。ただ、現在はそれ以上の薬、手立てがないために、選択せざるを得ない状況が多くあります。(もちろん全ての化学療法がそうではありませんが)
化学療法よりも、ずっと副作用が少なく、ずっと効果が高い癌ペプチドワクチンが登場すれば、市場はそちらへシフトしていきます。日本でも、最近小野薬品工業がヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体である「オプジーボ」を発売して、大きな話題になっていますが、世界の抗癌剤市場は確実に、化学療法から癌免疫療法へシフトしています。2013年の日米欧での抗癌剤市場規模は6兆円弱であり、2015年には8兆円へ拡大する見通しです。

http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr310140168

1名は完全にがんが消失して完治

今回の熊大のリリースを見て、末期がんの患者の10%以上(37名中4名)が生存しているばかりか、1名は完全にがんが消失して完治していることを考えると、現存する化学療法よりも明らかに優位性があると私は考えます。しかも、動物実験ではなく、患者を対象とした医師主導の第2相試験とのことで、抗癌剤の歴史を大きく塗り替えるインパクトがあると思っています。

TOPK阻害剤「OTS964」にも大きな期待

もう一つのTOPK阻害剤「OTS964」にも大きな期待をしています。

http://news.mynavi.jp/news/2014/10/23/312/

ヒト肺がん細胞を移植したマウス6匹中5匹で癌が消失との結果は、いくら動物実験とはいえ、こちらも信じがたい結果です。臨床試験は来年にシカゴ大で予定されているとのことで、結果が出るまで、数年はかかるでしょうから、[この部分は、事情により削除]10年間ホールドするという方には、今現在の株価は決して高いとは思いませんが、株価に関しては、私は冷静に見ています([この部分は、事情により削除])。

熊大の癌ペプチドワクチンのほうは、「文部科学省・科学研究費助成事業の新学術領域研究、基盤研究(B)、挑戦的萌芽研究、厚生労働省・厚生労働科学研究委託費、および民間企業との共同研究による研究費の支援を得て実施」された2相試験で優位性が結果として出ているので、3相試験に行くことは[この部分は、事情により削除]と私は思っています。

色々書きましたが、[この部分は、事情により削除](可能性は十分ありますけど、今のところどっち行くのかわからないです)、嬉しいのは嬉しいですが、結局急落しますしね。製剤化されれば時価総額1兆円というのも全然夢ではないと思います。

最後に

投資は、自己責任です。

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