日本駐車場開発(2353)が上方修正と増配を発表してPTSで株価上昇なのでちょっと見てみた

日本駐車場開発(株)(2353)
既設駐車場の一部を時間貸し、月極め等で転貸。商業施設、大型ビルの運営受託。スキー場運営も。
(※上記特色は、yahooファイナンスより引用)
株価:117円(15:00)
前日比-5円(-4.10%)
25日移動平均価格:105円
25日移動平均乖離率:+11.43%
株式時価総額:403億円

日駐:平成26年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕 (連結)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140225011413.pdf
2014/2/27 15:30
日駐:配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140225011686.pdf
2014/2/27 15:30
日駐:平成26年7月期第2四半期連結累計期間の業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140226011975.pdf
2014/2/27 15:30

配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

前期:2円50銭

今期:2円70銭

微妙…

平成 26 年7月期第2四半期連結累計期間の業績予想と実績値との差異

(単位:百万円)
売上高:7230 → 7464(3.2%増)
営業利益:1050 → 1204(14.7%増)
経常利益:1070 → 1343(25.5%増)
四半期純利益: 650 → 869(33.8%増)

差異の理由
・スキー場事業において、国内及び海外での営業活動を強化
・シーズンの集客が想定以上に好調に推移
・投資有価証券売却益を 71 百万円計上
・匿名組合投資利益を 34 百万円計上
・通期連結業績予想数値については修正いたしません

 

平成26年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信を見る時にいつもする簡単なチェック

対通期進捗率
売上高:49.76%
営業利益:50.17%
経常利益:54.81%
純利益: 57.93%

営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は 701 百万円(前年同四半期は 477 百万円の獲得)

 

当四半期決算に関する定性的情報から概況把握

国内駐車場事業について
・オフィスビルの空室率が5年ぶりの低水準
・全国的に不動産市況が回復傾向
・需要は依然として堅調に推移
・当社が強みとするのは不稼動駐車場の収益化と有人時間貸し管理運営

海外駐車場事業について
・タイ・中国においては、一部経済指標に成長鈍化の兆し
・依然として自動車購入意欲は高く保有台数も増加し続けている
・駐車場の供給台数は慢性的に不足
・当社主力サービスへの認知が進み始めて
・収益性が大幅に改善
反政府デモが主要交差点の封鎖を継続
・車庫用地確保及び駐車場建設に関するコンサルティング契約

スキー場事業について
例年よりも早く降雪に恵まれ
・集客は順調に進みました

駐車場事業の地域別、事業別売上高(合計)
(前第2四半期 → 当第2四半期)
(単位:百万円)
東日本(286→244)
関東(2165→2405)
東海(399→437)
近畿(1158→1356)
西日本(352→371)
タイ(153→187)
中国 (31→44)

 

まとめ

・スキー事業は季節要因のようですので事業拡大は難しい
・時価総額400億円以上だったのであまり食指が動かない
・業績そのものには不安は無いと思う
・オリンピックの件を考えると今後も成長基調であると判断して問題ないと思う
・海外事業は規模がまた大きくないので海外の影響は無視していいかと
・現時点でPER27倍なのであまり割安とも思えない

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