仕手株の特徴 基本編

仕手株の特徴
仕手株の定義

明らかに実態よりも株価が高く乖離した状態の銘柄とします。

【特徴】株価を上げたい人がいる

これは絶対条件です。大人の事情でも何でも、とにかく上げたい人がいない限り仕手化はしないです。業績がいいからとか、そういうのは関係ないです。それに急成長する場合は、仕手化というよりも水準訂正です。

ですが、こんなものは実際に仕掛けた人以外には分からないものです。ただ、過去に仕手化した銘柄の値動きをチェックしていけば、株価をあげたい人がいる銘柄の動きの特徴は掴めるかもしれません。

【特徴】多くの人が騙されそうな旬な材料がある

実は旬な材料があるということは、成長期待があるという事です。つまり急騰期待からの水準訂正と仕手化の境界線は非常に曖昧です。過去に急騰して銘柄を見れば

ガンホー → 水準訂正
ミクシィ → 水準訂正
ラオックス → 水準訂正だった(驚愕)
ガーラ → 明らかに仕手化
日本通信 → 業績は伸びたが結果としてダメだった
日本マイクロ → 明らかに仕手化
ユーグレナ → 現時点では期待のみ
アスカネット → 現時点では期待のみ
ファーマフーズ → 明らかに仕手化

※上記の判断は全て主観です

このように急成長の業界に属している銘柄は、成長を見越した買いなのか仕手化なのかの境界が非常に曖昧です。そのため多くの人、場合によっては機関すらも騙されます。例えばラオックスのレーティングですが某外資などは、以下のような事をしています。

■某外資C社
2015-07-22:560円(新規)
2015-08-20:560円 → 700円
2015-10-28:700円 → 510円

それだけ先行きの見通しは難しいという事です。つまり、明らかに業績が急成長した銘柄が出現した業界は仕手化しやすくなるという事です。

仕手株の特徴の基本をまとめると

1.株価をあげたい人がいるかどうか
2.旬の材料を内包しているか

この二つを基準にスクリーニングしていけば、ある程度は絞れると思います。勿論他にも貸借や東証一部変更や機関の大量保有をきっかけなど色々あります。どういう基準にしろ、なんらかの銘柄を選定する基準が必要です。

まずは上記の2つを基準にして過去に仕手化した銘柄の初動の株価チャートを見ていけば、一定の法則性が見つかるかもしれません。

法則性を見つけたら、あとは確率の問題です。インサイダーでもない限り100%当てる事などは出来ません。

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