仕手株の特徴 時価総額の高さを経営目標とした企業が消えていく3つの理由

企業は時価総額を経営目標にするべきではない

企業の存続価値は、時価総額の高さではない

歌を忘れたカナリアは山に捨てられるだけです。たしかに投資家から見れば、時価総額の高さを経営目標としてくれた方がキャピタルゲインを見込めて投資対象にしやすいかもしれません。時価総額は業績の後からついてくるものです。

社会にどれだけ貢献できたのか?それが企業の唯一の存続理由です。

株価なんて地合いに左右される幻のようなもの

今回のように景気の変動や、地合いの悪化で株価なんて一ヶ月もしないうちに半分になります。だから、時価総額を経営目標にしてはいけないのです。そんな流動的なものを経営目標にしては絶対にだめです。企業が向き合うべきは業績です。利益です。どうやって社会に貢献する中で利益を積み上げていくべきか考えるのが経営者の仕事です。

蜃気楼を追っても何も手に入りません。

時価総額を上げる事を目標にして本業を忘れる

多くの新興企業が、本業を忘れて株価を上げる事のみにまい進して消えていきました。何度も言うようですが、本質的には時価総額は業績の後からついてくるものです。思惑や期待で一時的に上がる事があったとしてもそれは、マインド・地合い・人気・流行などで大きく変動するものです。経営者のリソースは無限にあるわけじゃありません。株価対策に時間を取られれば取られるほど、本業がおろそかになっていきます。

歌を忘れたカナリアは山に捨てられるだけです。

コメント

なので、決算説明資料に「時価総額5000億円を通過点とする」なんて書いてあったらもうそれはフラグにしか見えません。売上1兆円とか営業利益5000億円ならわかります。

なんでもかんでも大きな目標立てれば、いいってもんじゃない。

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ニュース屋さん@日本株式投資

コメント

  1. ニュースな名無しさん より:

    そうですよね!目的を忘れているところありますよね。

    自分は銘柄選択では企業理念と事業内容も見ます。
    時価総額目標を歌うことについては理念と行動が合致していれば別にいいですね。

    投資する方も当てはまるかもしれませんね。
    「自分のお金が社会貢献にどう使われるのか」ではなく、「儲かればいい」と思っている方は本質を忘れているのかと思います。

  2. ニュースな名無しさん より:

    パズルの事ですね。
    多分、ライブドアと被るんだろうけど、投資家としては中身無かったとしても
    儲かればいいんじゃね?w