PTSで株価暴落してるからACCESS(4813)の平成26年1月期 決算短信を見てみた

平成26年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140313020256.pdf

↓第3四半期決算短信の時の予想
平成26年1月期の連結業績予想(平成25年2月1日~平成26年1月31日)
11,800 0.7(対前期増減率)
1,000 △29.8 (対前期増減率)
1,000 △40.3 (対前期増減率)
900 △65.4(対前期増減率)

↓今期実績
平成26年1月期の連結業績(平成25年2月1日~平成26年1月31日)
10,922 △6.7 (対前期増減率)
802 △43.7 (対前期増減率)
932 △44.3 (対前期増減率)
193 △92.5(対前期増減率)

…あかんやつや

というか特別損失がひどいなこれ

ひとまずざっと確認

経営成績に関する分析

・企業の景況感や個人消費が堅調に推移
・実体経済にも好影響
・欧州経済が年度後半以降に回復の兆し
・新興国では景気の減速局面
・世界経済全体の先行きに対する懸念の払拭には至らない状況
・景気回復に伴うシステム投資需要の改善傾向
・2期連続となる連結黒字を計上
海外子会社における売上の後ろ倒し
ネットワーク事業の主要顧客との取引縮小
・フロントエンド事業の伸び悩み
新規事業の創出における一部遅延等の影響

 

ソフトウェア事業(国内)

・事業成長の柱となる新規事業の開拓に注力
・HTML5対応のスマートフォン向け本格デコレーションメール・アプリの拡販
・企業向けクラウド連携サービスの本格展開へ向け、株式会社アイネットと業務提携
・スマートセンサーを軸とした各種ソリューションの開発・展開を推進

外部顧客への売上高
前連結会計年度 5,648百万円
当連結会計年度 5,062百万円 △10.4%

セグメント損益
前連結会計年度 2,490百万円
当連結会計年度 1,705百万円 △31.5%

 

ソフトウェア事業(海外)

・HTML5対応の次世代家電連携ソリューションの開発を推進い

外部顧客への売上高
前連結会計年度 2,016百万円
当連結会計年度 2,022百万円 0.3%

セグメント損益
前連結会計年度 △512百万円
当連結会計年度 △220百万円 -

海外の売上げ全く伸びてないね

 

ネットワークソフト事業

・日立金属株式会社(本社:東京都)とSDNを利用した広域ネットワーク「SDN-WAN」の分野で共同技術検討を実施

外部顧客への売上高
前連結会計年度 3,325百万円
当連結会計年度 3,079百万円 △7.4%

セグメント損益
前連結会計年度 △446百万円
当連結会計年度 △109百万円 -

 

フロントエンド事業

・電子書籍関連事業の拡大が足踏みしたこと等により、前年同期比で損益が悪化

外部顧客への売上高
前連結会計年度 722百万円
当連結会計年度 757百万円 4.8%

セグメント損益
前連結会計年度 △121百万円
当連結会計年度 △544百万円 -

あかんなこれ…
伸びる要素が見当たらない

そもそもACCESSってどんな会社だっけ?と思い四季報確認

特色
携帯向けソフト開発。国内ブラウザで独占的だが、アンドロイド侵食で戦略転換。ルーター用も

反 落
国内ソフトは携帯からスマホへ、海外ソフトは次世代家電へ、ネットワークはクラウドへ対応移行の端境期。米国アップルからライセンス収入あるが先行負担大。営業益反落。15年1月期はライセンス収入剥落だが端境期脱し営業益底入れ。

あぁ、思い出した…
去年にアップルへライセンス収入で急騰した過去があるんだ。材料の割りに伸び悩んでいたからなんでだろう?とは思ってた銘柄だ。

雑感

・携帯 → スマフォへの事業転換に失敗した企業という認識になるのかな?

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