「太陽光発電の悪質業者は認定取消へ」のニュースを受けてサニックス(4651)に注目してみる

 

まずは、ニュースをさらっと拾ってみました。

再生可能エネの計画認定、放置なら取り消しも 経産省
2013/6/28 19:11
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2803Z_Y3A620C1PP8000/

太陽光発電の固定価格買取制度、悪質業者は認定取消へ
2014年1月16日 06時00分
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20140116/Slashdot_14_01_15_061250.html

太陽光発電の設備利用率は、12%ではなく、15%以上なのでは
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13116154398

上記ニュースの要点

(1) 経産省「認定を受けたら1年以内に稼働してもらうのが基本だ。2年も3年も放置するなら取り消し対象になる」

(2)稼働したものは出力ベースで認定数の2割以下

(3)つまり80%程度にはなんらかの処置があるはず

 

全体の流れを踏まえた上でサニックスについて

平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/0a/20131001/140120131001031392.pdf

売上高:31,692百万円
営業利益:1,495百万円
経常利益:1,443百万円
四半期純利益:1,051百万円

次は、第一四半期の時点での中間予想
平成26年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/75/20130806/140120130806008893.pdf

売上高:34,100百万円
営業利益:2,825百万円
経常利益: 2,800百万円
当期純利益:1,680百万円

つまり対中間予想の進捗率はこうなります。
売上高:予想比 92.9%
営業利益:予想比 52.9%
経常利益:予想比 51.5%
当期純利益:予想比 62.5%

 

さらに中間時点での期末予想に対しての進捗率
(50%超が理想※期末偏重型もあるのでこの限りではありません)

売上高:予想比 44.3%
営業利益:予想比 18.6%
経常利益:予想比 18.8%
当期純利益:予想比 20.6%

 

予想到達、無理でしょwww

 

ついでにもうひとつ

11/07 17:00
当社連結子会社の従業員による不正行為について
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/b3/20131107/140120131107055199.pdf

概要

・ノルマきっついんで架空売上を計上した従業員がいますよ。って事

これを単体で見た場合には、「あらあら」って感じです。
どんな企業でも表に出ないだけでいくらでもある話ですからね。
銀行員が顧客の預金ちょろまかしてばっくれたとか(苦笑)

しかしながらちょっと読み進むと「あれ?」と思う点がありまして、

平成 25 年5月に計上した産業用太陽光発電システム(出力 10kW 以上)取付施工の一件(売上金額約 100 百万円)であること、施工の実在性が無いこと、出荷された部材が外部倉庫に保管されていたことなど、不正の事実があったことが判明いたしました。

当第1四半期における不適切な会計処理及び決算修正について
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/23/20131112/140120131112058547.pdf

架空売上の動機としては、平成 25 年 5 月当時、Aの持っていた売上見込み先が相次いでキャンセルとなり、それをカバーするためにも規模の大きな本事案物件をなんとしても成約しなければという思いが強まった。購入予定の当該土地の権利問題で押印を渋る顧客を説得して契約書を作成し、契約書を元に発注を行い、その規模から 2 週間程度かかると思われる工期の整合性をとるために5月中旬に着工するという偽りの報告をしてしまった。 顧客が取得予定の土地には敷地内に電柱があったため電力会社の系統連系も容易であり、顧客の購入意欲が高いことから、多少遅れても大きな問題には発展しないと安易に判断し、後戻りできない不正の正当化に突き進んでいったものと思われる。

 

上記2点ですね。

 

何に引っかかったかというと
パターン① 会社IRを言葉通りに受け取った場合
この会社シロアリの時もやらかしてたけど、太陽光でもやってるのね(苦笑)企業体質って本当に変わらないな。

パターン② 会社IRを言葉通りに受け取らない場合
不正の発覚した時期(5月)と経産省の調査(6月)の時期が重なっている。何かあるんじゃないか?後、悪質とされる可能性のある業者が80%以上もある時点でサニックスが全く関係していないとは思えない。

 

あとこれは、多分、責任取らされて飛ばされたね

12/02 15:30 役員の異動に関するお知らせ
http://tdn.ifis.co.jp/data/disclose/b7/20131202/140120131202067084.pdf

 

整理

・IRの業績進捗からは、どう考えても大幅にサプライズ下方修正せざるをえない
・再生可能エネの計画認定取り消しの影響が相当数に及ぶはずで、それにサニックスも関係してる疑惑がぬぐいきれない
・認定取り消しに全く関係ないにしても、来期の業績は相当厳しくなることは容易に想像できる
・空売りやるなら是非とも売って差し上げたい(・・・やらないけど)

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